さて、今日のよていは?

樹の間日影

 昨日のうちに何とか原稿は、オッケーですがね、夜中にふっと、あああそこはまずいよな、と思ったりして、一晩中ああでもないこうでもないと、原稿書きをしていたらしい。夢の中で。おかげさまで、朝めがさめても、ボケーッと考え続けている。まったく作業効率の悪いことをやっている。
 講話書きは、あと二回分ある。セルフ・エンカウンターが11月に秋田である。マリッジが12月盛岡。たぶんまた、どちらもチームをやることになるから、今から覚悟はしておこう。私達にとって必要なグリーフワークなんだと思う。必要だとわかっていても、自分から進んでやれることではない。辛くて・・・・・・
 ひとまずこれが終わったら、紀乃国屋にたのんだハリー本をとりに行く。ついでに、食料品を仕入れてくる。塩豚を作ろうと思っている。ハムよりおいしいし、保存料なしで保存できる。手の技を思い出しながら、ギュダ君の悲しみの前の生活をまた、取り戻してゆきたい。私のためだけではなく、家族のためにも。ギュダ君も一緒に。また私達らしい、手の技を感じられる生活をしたい。
 親から子に受け渡せるもの、これは生きる力になるんだよと、渡せるもの。そんなものを、沢山蓄えたい。子供が選べるように。

 終わりましたよ。講演会。水を打ったように、静けさが支配していました。涙がこぼれました。ハンカチではなくて今時はミニタオルなんだななんて、あほなことを考えてるゆとりはありました。一人でもいい。自分を変えようと思う人がでてきたら。そう思ったよ。まだまだ、希望はあるかもしれないもん。あなた達はまだ間に合うよーといった。これは、本気だ。
 大将が御世話になった園長先生が、わざわざ聴きにきてくれて、アンブラッセといって抱きしめられた。もう一度といって又抱きしめられた。涙をポロポロこぼして、『私も修道院長として、7人のシスターの母として、考えさせられたことがたくさんありました」といわれました。かえりぎわ、クラス担任に会いましたよ。大将のことちゃんと覚えていましたよ。名前がすぐ出てきたのにはびっくりしました。さすが、丁寧な保育で有名な学校だけある。感激!

 帰ったら,蛙姫様からの、サンマが届いていましたよ。やあ今夜は刺身ですね。おいしそうです。感激です。おすそわけします。ありがとうございました。