あしたはキャンプ

公園の遊歩道で

 毎年5月の連休がキャンプ初日なのに、今年はギュダ君のことがあって、とうとう夏までそんな気持ちにもなれなかった。今年は、彼の思い出と一緒に、森のそばで、水場の傍で、星空を寝転がってみよう。ここに私たちと一緒にギュダ君がいて、遊んでいる、わらっていると思ってお盆の間、外ですごそう。コロコロと子犬のように遊ぶ子供だったから、きっと喜んでくれると思う。
 去年はいろいろあって、とまりがけのキャンプは、できなかったけど、渓谷でのデイキャンプは目一杯楽しんだ。生ビール飲んだし、マシュマロ焼きもしたし、水切りもやったし、思いつく限りの遊びをやった。何も無くても一緒に居るだけで楽しかった。もちろん今度も目一杯楽しむ。もちろんギュダ君も一緒に行くよ。
 畑はあまりのかんかん照りでレタスも、なすびもきゅうりなんかへろへろになっていた。トマトとインゲン豆はけなげだった。晩御飯はスパゲッテイとサラダ。畑の野菜でまかなえた。ありがたいことです。今日はベランダで作ったインゲン豆の苗を植えつけました。キャンプでなければ雨乞いをするところですが、テントの撤収に雨降られるとちょいとひどいんですよ。雨キャンプはそれなりに、私たちは好きです。穏やかで、しみじみとしたよさがあります。
 パトリック君は大将が今夜はこないので、姫様に神妙にだかれています。寂しがっているのが、傍目にも判ります。猫缶詰も開けてあげたのに、さびしがっている。飼い主にはこそばゆいことでありましょう。いじらしいものです。まちくたびれて、ふて寝しています。
 みんながこの暑さでばてばてなのにスナフキンだけは、上機嫌。なかなかできるものではありません。みなさん夏祭りヨロシク太鼓ゲームでもりあがっていました。太鼓のおおきさといいまるで猿回しみたいなんですけどね。ついはまってしまうみたいです。ギュダ君は天才的でしたよ。ジョナサンと対決してるとまわりから拍手がわきましたからね。誰か一人でも元気な人が居ればなんとかまわりも引きずられてゆくものらしい。
 親分はあいかわらず、ヴィデオカメラのコードを探している。まあよくも、何度も繰り返しなくすもんだ。まるで通過儀礼のように、カメラを使う時は何かが足りなくなっている。今度は何かなっていつも思ってしまう。あったようです。よかったね。
 明日はキャンプなのに買い物はすべて明日回し。はあああ
考えただけでくらくらする。もう寝よう。そして、明日は軽やかに、にこやかに一日を始めよう。というわけでしばらく日記はお休み。何かの参考になるかもしれないから、あとで献立をアップしますね。これから雪が降るまでチャンスがあれば、外で暮らします。