畑に種をまきました。

我が家の借り畑

 種には発芽温度というものがありまして、八月は秋物の最後の種まきのチャンスなのです。まだ間に合うものは、つるありインゲン、白菜、菜っ葉類、秋収穫のナス、きゅうりなどなど、これから蒔くのは大根、かぶ、いわゆる鍋物の野菜類です。ハーブは20度とひくいので、秋になってから蒔きます。いろいろおもしろそうなモノを試してみたいのですが、なんせ、畑の利用料金が「15800円」と高いのでそうそう遊んでいるわけにもいきません。今年はきゅうりがよく取れたので、いろんな料理につかいましたよ。中華の冬瓜のかわりに、スープじたてにしたり。まあそれ自体に味のない食材はどんなことしたって、おいしくできるのですよ。
 今畑にあるのは、モロヘイヤ、インゲン、アピオス、トマト、ミニとまと、なす、きゅうり、春菊、サニーレタス、レタス、青紫蘇、食用菊、長ネギ、やまいも、おくら。などです。 あと晩成のとうもろこし
 今年は異常気象で畑の進み具合が半月は早くて、この後の気象を読みながら、いつ種を蒔くか、ちょいとスリルがあります。野菜の種も、料理の時に採取できます。なす、かぼちゃ、きゅうりは、やってみると案外発芽します。アボガドはかわいいですよ。親分が育てていたのは「よびかけると、葉っぱをゆすって応える」ので、彼はいたく可愛がっていましたが、転勤の時におきざりにしてきたので、今頃は、話しかけてくれる人もないままに、挨拶をわすれてしまったかもしれません。もっとも、アレは彼が手を振るので、風がおきて揺れるのだろうと、周りは思っていたふしがありますが。
 かわいいのは、かんきつ類のたねです。オレンジでも、レモンでも、グレープフルーツでもいけます。濃い緑色の双葉が、早ければ三日で見ることができます。
 背中から、ゴーレムやらオークやらのうめき声、叫び声が延々ときこえてきます。指輪物語なのですよ。「私前半みてない」「私中抜き」「私後半みてない」などなど、じっくり座ってみてる人など居ないので、映画館並みにかけっぱなしで、それぞれが見たいところや、見たくないところをチョイスしているのですよ。私はあの、どろどろのべたべたが苦手です。「終わったら教えて」と頼むのですが、筋書きが飛び飛びで、見ていた人にあらすじを教えてもらいます。本で読んだ時はきにならなっかたのですが映像で見る限りは随分汚い映画ですね。
 大将はゲームマシンの接続がわるいといって、突っつきまわしてあげくに壊してしまいました。私はそれを見て「痔の手術で死んだみたい」と思いました。