あの大震災から、夜は低くラジオをかけなければ眠れなくなった。何かが起こってまず事情を確認するのはラジオの速報だったから。一番恐ろしかったのは津波警報だ。そのために今もラジオをかけながら寝ている。神戸を体験した義姉もまた同じだった。彼女と同…
出かけて行って研修を担当した。ここ数か月間は月1回高速バスで通うことになる。暮したことのある場所なら土地勘もあるけれど、通っていくうちにきっといつか自分の街になってゆくのだろうな。おいしいものを探したり、気持ちに寄り添う服を見つけたり、土…
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