この道の

山の草っぱら


先に何があるのかは、
誰にもわからない。
わからないままに人は歩き続けていく。
ちらちらと道の先が見えてきて、

それでも
その道が自分の思うところに行き着くのか
誰もわからない。

だから人は夢を見る。
だから人は歩き続ける。
もうすぐこの道の行きつく果てに自分は立つと
思いながら倒れるまで歩き続ける。