メモリアルデイ

足元の紅葉

 亡くなった私たちの大切な人のために記念する日。この日一日を心の中に大切な人を抱いて過ごす。このところ忙しさに押し流されて、しっとりとした気持ちで思い浮かべることが少なかった。勿論忘れるはずもなくそれでもはやてのように駆け抜けていく思いを受け止めかねてしまう。大切な人であるがゆえに心の中から消えることはないのに・・・
などと考えながら夜道を歩いていて点字ブロックでつっころんでしまった。またズボンを一本穴だらけにして、もちろんまた新たに膝をすりむき、同じ足首をくにゃっとやってしまい。うわの空で歩くのは良くないね。其れともバランスを保てなくなっているのかもしれない。よろめいて歩いているのか私は?なんだかひどくくたびれてしまった。もう少し夜早く寝たほうが良いのかもしれないな。