国連防災世界会議

夕べの雲の峰

街中に人がたくさんいて、忙しそうに歩いている。この街にこんなに人がいるのが不思議。テロ予告の後の最初の国際会議で、亡くなった後藤さんの出身地でもある。みんなが何かを気にして、何かを思って、それについては何も言わない。やけに寒い一日だった。

 私は今日は一日仕事。そのあとカテドラルで24時間祈りの日のミサに預かった。どこを向いても、誰と会っても、震災から4年目というフレーズから外れることはできない。私たちには、たぶんこの感覚がつらいのかもしれない。解放されたい瞬間だってあるのに。