冷たく細かな雨が降っている

雪雲の向こうの陽

 春から冬に逆戻りのような朝。今夜は風が強くなり、雨か雪になりあさっては積雪があるという。一度暖かな天候を味わってしまうと、ことさらに寒く感じてしまう。身も心も春モードだったのにまた冬に戻る。雨は嫌いではないけれど、相手によっては仕事はしずらいと感じる。人の心理状態は天候に左右される部分がある。心だけでなく体も左右される。メニエルを持っている人はめまいや吐き気や頭痛が強く出たりする。そんなとき人もまた自然の一部だと感じる。それは、置かれた状況をすべてあるがままに受け入れて自分を保つ。それがすんなりとできるときは病むことさえも受け入れられる。
 

いつかその境地に私も立つことができるようになるのだろうか。あるがままということは、なんと清々しくて、凛とした生き方だろうか。それはまた人生の締めくくり方として最も人間らしいと思うのだが。