暖かな春の日の一日

冬の空に凛と立つ

 榴ヶ岡天満宮の梅が咲きだした。神社に梅は良く似合う。寒さの中で凛としてそこにある健気さと、格調の高さが好きだ。飛梅の必死さがまるで乙女心のようだという人もあり、それってストーカーだよねという人もあり。時代によって恋しさの表現も異なるものだな。
小春日和という言い方もある。上着一枚脱いで歩きたくなるようなそんな気候だ。仕事仲間でもうマスクが手放せなくて涙眼の人が出始めた。花粉が飛ぶ季節なのだな。
光の強さが違って感じるから、何があっても季節は巡りゆくのだなあ。