ベルリンの壁崩壊

仙台駅西口街灯

の日だったように思うのだけれど、今日はポッキーの日なんだってさ。大学生協で二種類買うとおまけがついてくるんだって。並んだ文字がポッキーそっくりだからって言っていたけれど一年に一回文字を眺めてポッキー記念日と言ってみるのも面白かろう。大人たちはもっぱらベルリンの壁崩壊のことを思い出していた。あの壁の高さに白いバルーンを並べて最後に空に放つというイベントをニュースで見たけれどあの上によじ登り、あるいはトンネルを掘り道半ばで撃ち殺されたたくさんの命を思う時、何とも言い知れぬ思いになった。今でも東西の心の壁があって差別があるといっていたけれど、同じ民族、同じ国民だったはずの人々がお互いに分断されてしまったことは何とも痛ましい限りだ。しかし、東西ドイツとかベルリンの壁とか実感を持って語れる人たちはあとどれくらい残っているのだろうか。きな臭いこの現実の世界の様子を思う時、私たちが気づかないだけですでに世界中を巻き込む戦いの準備がどこかでひっそりと始められていないだろうか。

むしろポッキーの日のほうが心和むかもしれない・・・・