日陰に入ると

姫の好きな木のトンネル道

ぞくっとする。いつ虫が鳴くのをやめいつ寒いと感じるようになったのか気を付けていようと思うのに、忘れてしまう。あの虫たちの声はいつ聞こえなくなったのだろうか。今日は注文していた冬タイヤが入荷したと連絡があったから、親分の車のタイヤ交換をする。北国暮らしはこんな消耗品代がかなりかかる。十万前後かかるし磨滅すれば買い替えなければならない。タイヤの着脱もお金がかかる。外したタイヤを保管する場所も必要。そう考えていくと雪国で車を持つのはかなりの負担だね。東京みたいに公共交通機関網が細かく張り巡らされていないから、どうしても各自が車を持ったほうが暮らしやすい。本気で車を街から排除する気ならばもっと細かな足の確保を心掛けなければ、無理があると思う。