役割を二つお返しした

 少しだけ肩の荷が軽くなったのかも知れない。背負ってしまったものがまだまだあるが、それも自分で定年を決めていこうと思う。自らいつ身を引くかは自分が決めるべきだと感じる。人が促すより少し前の時点で自分で責任をお返しすることが大事。やめさせられたと恨む気持ちを聞くことがあるが、第三者の目から見ればそれだって遅きに失した感ありのことが多い。なぜ本人は気が付かないのだろうかと思う。自分の引き際を考えながら物事の達成や到達点を考えてことに取り組んでいこうと思った。
 もう私を必要とするところはどこにもない、と嘆く前に、自分が差し出すことのできるものを吟味する冷静さを持ちたい。そのうえで「心軽く」生きたいものだ。