今日は夜に面談一件

 仕事をしている人がゆっくりカウンセリングを受けるには夜の時間しかない。カウンセリングルームで夜やっているところは少ないから、私もやめる訳にはいかない。夜の時間が家族と一緒に過ごせないのは痛いけれど、事情が逼迫している人にとってこの時間は命綱になっているから仕方がない。私の仕事が暇になることが本当は大事なのだけれどな。悩みのない人はいないけれど、自分の悩みに自分の力で立ち向かっていく勇気を持たなくなった人が増えたように感じる。自分の心に向き合うことができなければまして他人とどのように関わっていくのだろうか。弱さの中に逃げこむことがあるがままだと思っているひとが増えてきたと思うのは私だけであろうか。