気持ちの切り替えが下手なので

 何か自分を切り替える奥の手がないかと思う。一番良かったのは自分の好きなものを作ること。今日は宮崎の「冷やし汁」を作った。きゅうりが食べたくなかったのでズッキーニを代用に使ったらとても美味しかった。ズッキーニは焼いて食べても美味しいが我が家ではもっぱら生食をする。きゅうりのように青臭くないので食べやすい。焼き魚は鯵ではなく塩鯖のひと塩をほぐして混ぜた。青南蛮を入れてみたら丸い辛さで美味しい。宮崎の方が聴いたら うげっ というかも知れないが、美味しければいいじゃない。味噌の味とすりごまが言うに言われないまろやかさ。青紫蘇も刻み入れた。完食。
 嫌な気持ちもすっ飛んだ。師匠が「修道院で一番元気で心が折れないのは食事を作っているシスターだった」と言っていたのもわかる。食べ物を作るって、神様のご褒美みたいな仕事だね。親分は朝にモンサンミッシェルのオムレツを作ってくれた。濃厚な香りとふんわりした味わいが幸せな気持ちにさせる。