言葉の行き違いがあって

駐屯地祭の雨花火

 いくら説明しても相手の記憶は動かない。仕方がないから、言葉を飲んだ。単なる行き違いから、相手の人格まで受け入れがたくなっている自分に気がつく。人を嫌ってはいけないと繰り返し思うのだが、心はなかなか素直にはなれない。人にものを頼むときには文字化して記録しようと固く心に決めた。メールも信用出来ないとわかったので、はがきに書いて出すことにした。
 当人同士で事が済むのならよいが、これが関係のない仲良しが絡んでくるともっとやりきれないことになるのだと気がつく。いくつになってもこんな子どもみたいなことであたふたしている。幼いこと。