嘆くことはしない

それであっても、生き物としてのこれは自然な姿なのだとも思う。人間は様々な知恵を駆使して本来の寿命よりも長く生きているのかもしれない。だから、本来すべての不具合が重なっていなくなってしまうはずの時間になっても体だけが元気で生き残ってしまうのかもしれない。だから自分の明日の姿がわからなくてもそれはそれで致し方のないこととして受け入れていくしかない。おおらかに。そうだ、こわれてもいいではないか。おおらかな最後を持てるならば。