今日は年度末最後の日

やあ こんちわ

 今日で去る人がたくさんいる。さりげなくお別れをする。いつの日かそう遠くない日に、自分も去る日が来ると知っているから余計に胸にしみる。助けてもらったこともあった。助けたこともあった。みんな過ぎてしまえばそれはそれで懐かしい。共に何かをするということはその人と人生を共有した時間があったということだ。特に震災を挟んでの関わりは普通の関わりよりも深く響くものがあった。この時間この出来事を共有した人との別れは慣用句で表すことが難しい。
 また、きっとまた。どこかで。きっとどこかでと思う。良い出会いだったのかもしれないな。生きてきてたくさんの出会いと別れがあったけれど今日を境の別れというものはいくつになっても痛む。