きな臭い世界情勢

北朝鮮のミサイルと新体制の不気味な動きを見ていると、国というものはそこに暮らす人々の痛みや苦しみとはかけ離れた存在であってはならないと素朴に私は思う。そしてこの国だけではなく、私の国の政府も苦しんでいる国民の暮らしに目を向けているのだろうかと思う。お互いに相手をののしるばかりで「今、たった今」あえいでいる人間たちのことは一向に気にもしてはいないのではないだろうか。半島の国の姿と、私の国の姿と重なって見えるのが切ない。