今日も一日

あるきだし、がんばる

 しっかりと研修があった。とにかく集中しているからその間は疲れは感じないが、終わったとたんにめまいがした。
 親分に整骨に回ってもらった。考えられないけれどぎりぎりと背中をもまれながらふっと眠ってしまった。気が遠くなったわけではなく、一瞬眠った。こんなにくたびれたのは東京での一日研修があったことと、内容が人の死にまつわる重たい物だったからだろうと思う。何度関わっても人の死に関わることは本当にしんどい。しんどいけれど見過ごすことは出来ない。人はその死の旅を出来れば自分の心の赴くままに人生を振り返りながら、いとおしく自分を抱きしめて終えることが出来たならどれほど豊かな気持ちになれるだろうか。
 こんなときだから、こんなことがあった後だからなおの事私はそう思う。