防火対策で

復興支援酒場は駅前にあった

直接非の出ない調理器をということでＩＨ調理器が薦められ、高齢対策として補助が出る。しかし今までの調理鍋が使えない場合が多い。今までと同じじゃないことで、その器具は見知らぬ物になってしまう。ちいさな判らないことがちりばめられた日常は苛立ちをうむ。高齢の１人暮らしの方に、今ここで起きつつあることを理解していただくことは難しい。自分で扱えない物になぜ切り替えなければならないのか。自分の無能力を確認させたいのか。自信はどんどんなくなってゆく。諦めと、自分に対する怒りが募ってゆく。
　こんな姿を見ているのは辛い。ＰＣにしてもアイパッド、スマホとどんどん便利なフシギナモノが身の回りにはあるのに皆目わからない自分。
　時代の流れに乗れない自分。無力感が降ってくる。どうすれば自尊心を取り戻して生きてゆけるのだろうか。
そんな物が判らなくても大丈夫さと言い切れないから・・