包まれて暮らす

mugisan2011-07-01

熱くてたまらないがこれが我が家の今年の夏。外が見えず、風もなく、雨を見ることもない。季節がわからない。ただ受動的に身体の記憶をつなぎ合わせて季節の代わりを感じようとしている。窓を通して感じ取っていた物の大きさを改めて感じる。失ってみなければわからないものが沢山あるということを今体験しつつ暮らしている。知識はそれだけでは力を持たない。それが力となるためには、身体で感じ取り、行動が伴って初めて実となる。聞いただけで「判ります」と言うことの何と思い上がったことよといまさらながら思う。