事務処理の日

行進・大学構内

 久々に午前中の時間が空いた。日記を書いたり手紙を書いたり、普段気になっても時間がなくて出来なかったことをやる。そろそろ毎年の梅仕事の時期。昨日青梅を買ってきた。白加賀の大玉。この実は震災のときは花だったのだろうか。青く硬い実は傷ひとつない。自然と言うものはすごいものだ。改めて、私たちもまた「たおやかな自然の生き物」のひとつなのだと思う。人間を自然の一部として思い浮かべるとほっとする。無理して元気を出すことも、明るくなることもいらない。ただそこにあるがままにいて、自分を守って生きていくことが許される。
 朝のドラマでヒロインが「太陽の陽子だから」と自分を奮い立たせる場面があるが、震災以来痛くて見ていられない。無理しなくてもいい。太陽だって雲に隠れることがある。ましてあなたは人間ではないか。私たちはいつもニコニコ元気でなぞいられるはずもないのだ。せめてそのことを許して欲しいと思う。子育てをしながら、介護と看病が重なっていたとき、一番辛い一言は「お母さんは家の太陽」と言う言葉だった。役割ではなく、在るがままの一人の命として生きることを許して欲しい。その上で改めて明るくも、元気にも振舞うことが出来るのだから。
 今日はこれからケースと、夜は九時過ぎまで研修担当。休めたので頑張れます。