ボランテイアとして

とびら

勤続20年表彰を受けた。長かったと言う思いはない。家族が支えてくれたことを思う。転勤しても通い続けたのはなぜだったのかわからない。きっとそこに自分らしいものを見出していたのだろうな。子供を育てながら続けたことはちょっとえらかったかもしれない。私の気質の中に粘り強く諦めないと言うものがいつのころからか根付いているらしい。スカウト活動も、ボランティアもよく続いているなと思う。そしてもうすぐ結婚記念日が来る。これは私以上に辛抱強い人がいたから可能だったのだろう。もし子供を産まなかったら、きっと私は違う人生を歩いていたと思う。子供たちがいて、父親が必要だったことはこの関係を維持してゆく大きな理由だった。こんなに続くとは思わなかった。それくらい大変な道だったから。