ラシャペル神父葬儀ミサ

一本杉教会の庭の椿

 今日午後一時からカテドラルで葬儀ミサがあります。ご自身の教会は塩釜で震災救援ボランテイアのベース基地になっています。長い間教育者として、この国の教育に尽くしてこられました。大学から、幼稚園までの学校教育のみならず、法務省の矯正業務の中で、教誨師として尊い仕事をなさっていました。沢山の罪を犯した人々と関わり、その心の旅を共に歩まれました。重罪の最期の道のりも共になさいました。私たちは人の生きる姿でしか自分の旅の地図を作ることはできない。彼とであって私達の地図は豊かに暖かくなりました。
 過去に書き加えられた道ではあっても、その道がなければ今私はこの道を歩むことは無かった。ありがとう神父様。もう少しだけこの先までわたしたちは行きます。何時かまためぐり合ったとき「あの日からのこと」をお話します。その日まで、もう少し。