今日は豆乳鍋。暖かでほっとする。食べ終わったところで相談電話が二本。それぞれに御自分で答えを見つけられてとりあえず今夜は眠ることが出来そうだ。眠りにくい夜もあるだろう。そんな夜が幾夜も続くこともあるだろう。それを薬で乗り切るか、そんな夜を味わうかでこれからの日々が変わってくるように思う。何が正しくて何が間違っているのかは第三者にはわからない。本人が自分の生き方を見据えて決めてゆくことだ。薬は絶対に安全と言い切れないし、まったく不要ともいえない。その人のその状態をしっかりと見極めてコントロールしつつ使用されなければならない。無駄に恐れることはないが、なめてかかることもいけない。向精神薬に対する安易な寄りかかりと過度の恐怖の間を患者たちが揺れ動いている。そしてその外側であたふたしている家族がいる。