今日は11月最後の日

千葉の畑の上の空

 なんだかアリスのマッドパーティみたいな言葉だけれど、しみじみと思った。駆け抜けるような一年になってしまった。なんだかひとりで何人分かの時間を生きたように感じる。疲労感なのではない。充実感でもない。思うことのナント多くのことを積み残しただろうか・・・そして思わぬことのナント多く引き受けてきたことだろうか。
 私に何が出来るのかを思う暇もなく、今あなたがやらねば誰がやるのかと詰め寄られて、ならば致し方ないと、引き受けた。引き受けた以上全力で取り組むことに変わりはない。そうやって過ぎて言った時間達は私を鍛えてくれた。自ら望んだことだけであったなら、自分を維持するだけで、成長は望めなかっただろう。意図は自らの生き方を自らの意思だけで決定できるものでない。自ら望まず自ら思わず、それでも背負った荷物はまるで筋トレのように心を鍛える。祖父母となった友人達は「まだそんなことをやっているの」と笑うけれど、もう少し現役で歩みたいと思った。楽をしたいと思うこともあるけれど、もう少し為すべきことがあるのであれば、まだこの人生の歩き方を続けていこうかな。