娘と二人で

タープ・クッキングテント設営

一緒に講習を受ける。テンダーという就学前一年の部門がある。あまり需要がないのでめったに講習を組まない。あまり長い間やらなかったので、そのリーダー資格をもっている人が少なくなってしまった。そこで今回はテンダー部門を講習することにした。ある程度人数が居ないとパトロールシステムのグループワークができないので私も受講生として参加。姫はこれからリーダー資格を取得していかなければならないのでまず手始めにテンダー資格を持った。ああこれで部門を受け持つことができる。
 この後C講習と呼ばれるキャンプの実習がある。写真は七月の団キャンプのときのもの。指導は親分がしている。
 リーダーのキャンプ講習は宿泊訓練なので冬の前にやらなければならないのだけれど、今年はガールスカウト日本連盟90周年記念行事が入っているので日程が取れない。多分秋風が木枯らしになるころ訓練になるのだろう。その時は私も学会が終わっているからきっとまた講習スタッフで参加になるんだろうな。娘と一緒にスタッフと受講生であっても同じ時間を過ごすのはまたとない機会。楽しかった。ヤングリーダーになった彼女が一人前になるまで見守れることも幸いだと思った。
 少女が女性に育つプロセスを少し距離をもって見守れることは、私にとってこれ以上の楽しいことはないと思う。わが子でも、よその子でもみな同じだと思った。こんな感覚もしかしたら指導者養成委員や、団委員長を引き受けていなければ味わえなかったかもしれないな。