あさ雨の中を

　訪問業務。今月は今年度分の、いろいろの手続きや更新があるので書類の整理で汗だくになる。なかなか先に進まず、かつ文字が細かく、そして意味がわかりにくい・・・こんなの何で毎年毎年書かなければならないのだ。「変化があったら書く」でよいではないか。
　知的障害や、認知障害の人にも平等に、同じようにこの時期書類の整理が必要になる。だからわたしたちのような仕事が必要になるのですがね。山のような書類に、一枚でもミスがあると、締め切りに間に合わなくて本来受けることのできるサーヴィスを逃してしまうことがあるから、もうドキドキする。
　その後病院訪問。ワーカーさんと今後のかかわり方の再確認をする。
その後、今朝は定期を忘れていった姫を大学まで迎えに行き、この前展示した絵を二点引き取ってくる。
　姫はこの展示を通して、いろいろ考えたことがあったらしく、熱く語る。走っているうちに、二人とも昼を食べ損なったことに気がつき、ラーメンと餃子を食す。
　家に姫を下ろしてわたしはカウンセリングに出かける。戻ったら姫がカレーを作っていてくれた。二人とも｢食欲がないのよね｣｢何でかもう食べる気力が無いのよ｣と言ってハッと気がついた。さっきラーメン食べてきたもの。当たり前だった。「てっきり空腹のはずなのになんでだ」と悩んだお馬鹿の二人だった。