姫頑張る

 結果が出たら、この次に同じ道を行くかもしれない人たちのために経過報告をするかもしれないけれど、まだ結果も出ていないので。
 今朝も緊張が緩んだためか起きる時間が一時間遅くなっている。しかっても致し方ないのでもう一度気持ちを立て直して向かっていこうと思う。自分をしっかり支えるのは自分を信じる気持ち。ありのままの自分を知る勇気。そしてこれから立ち向かうものに打ち勝つために何をすればよいのかを正確に把握すること。そしてそのためになすべきことを淡々と成して行く事。
 親にできることは揺れ動く気持ちをゆれるままに受け止めて、緩衝材になること。親のあせりや苛立ちや悲しみも押し殺す必要は無いが、出すべき場所をわきまえること。今、子供をつぶしてしまってはもう次のステップには立てなくなってしまう。夢の中で私はそのプロットも見ていたらしい。私の中にもあせりや不安がある。私学はおそらく大丈夫だと思うが、それが彼女の道なのかは分からない。
 何もかもが不確定な要素を含み自分が置いている足元が見えない。その感覚は。かつて自分自身が受験生であったときのさまざまな記憶が決して失せてはいないことを示している。夢の中の私は、あのときの18歳の私なのだ。その記憶がまだ生きていることが、姫とのかかわりの中で生かされることを感謝する。苦しいけれど、思い出し、味わうことで彼女と「今、ここで」分かり合えるハンドルを持っているように感じる。