何をしようか

 こんな時は気持ちが柔らかくなることをする。たとえ講話がまだできていなくても、ちょいと横において自分に優しい贈り物をする。読みたくても我慢してきた本を読む?絵本は?絵はなんだか気が重いから今はいいか。色鉛筆でただ色だけを重ねていくっていうのはいかが?誰かにうんと優しい手紙を書くのは?自分がかけて欲しい言葉を人に贈る。その人が受けたらきっと嬉しい気持ちになることを書いて贈り物にする。その途中の道筋で私もきっと気持ちを整えていくことができる。人が何かをしてくれることを当てにしていてはいつまでたっても空のままだ。この空の手を満たすのは、自分自身の善意しかない。この泉は汲んでも汲んでも枯れることは無い。