定額給付金騒動

 認知のお年寄りの方に定額給付金の手続きの書類が届き始めた。困難なのは通帳のコピーを添付して役所に返送しなければならないこと。自宅のファックスに通帳を突っ込んで騒動になった人アリ。申請書をなくしてしまった人アリ。この場合は再発行はしてくれないから受け取りが出来ない。子供に巻き上げられてしまった人。様々・・・・この事務の煩雑さを政府は知っているのだろうか。生活支援をしている人たちが四苦八苦して何とか受け取れるように走り回っている。もう少し効率的にかつ安全な方法はないのか。まずお年寄りに定額給付金の趣旨を説明することが難しい。「訳の分からないお金は受け取れない」ごもっともです。「何で国がお金をくれるんだ。」「国は税金で巻き上げるものだろうが。」「必要もないものを買う気にはなれないし、何か欲しいものを買うのには足りない。中途半端な金額だな」そうですねえ・・・「国が小遣いをくれたのか」ああ・・・そうともいえますね。何といってもしっくりこない。制度そのものに説得力がないのだと感じた。