献立

 キャンプの献立をスカウトたちに考えさせる。今回は炊飯はお湯を沸かすくらいしか出来ない。或るスカウトが「カップめん」を食べたいという。お家で非常食として準備してはあるが日常的に食べることはないという。禁止されているからなおのこと食べてみたいのだろうな。微笑ましいと同時にカップめんを常食にして生活費を節約している或る人たちのことを思った。一日一回これが食べられることが命綱といっていたあの人はこの不況をどうやって生き延びているのだろうか。非常食。この言葉は重い。