東京で

窓が開けばいいのに

 自死遺族ケアに関わっている人たちの研修があった。内閣府が関わっていて参事官が来た。自死という非常に個別的なことを政府サイドで統一して研修していくことに少々の戸惑いと大きな疑問を抱えながら、自殺防止法の成立までの動きを含めて、わたしはここにいるべきなのかと思いつつ、研修を受ける。その疑問は最後まで残った。私のやっているyケアと、政府が求めているものの間にはなんだか随分距離があるように感じたから。
 夕方kちゃんに会ってママの様子を聞く。何もいえない・・・悲しみがこみ上げる。明日またここにこよう。もし、ママに会えるようならば会ってみよう。