失業のニュースが続く

肉屋さん

 毎日リストラのニュースが続く。この数字は物ではないのだ。人間なのだ。この数は生活する者の数でもある。削減、整理とまるで物のように語られているこの悲しさ。わずかなたくわえさえもない人たちを冬の中に追い立てていく経営者の人としての責任はないのか。企業としての社会責任はないのか。余りにも無残な姿に胸が苦しくなる。首切り、リストラ。まさに息の根を止めることになる。麻生氏がハローワークで職を求めてきた失業者に向かってとくとくと説教をしている姿を見て唖然とした。この人には相手の立場を思い測る能力はないのだろうか。こんな政治家がつかさどっている政治に血が通うはずもない。姫が『何故一揆が起こらないのだろうか』とつぶやいた。この国の国民は余りにも飼いならされすぎたのかもしれない。怒りに胃がきりきりと痛くなった。