午後1ケース

 穏やかに時間が流れていく中で先のない人生の終焉に差し掛かっている方の最後の時間を大切にしたいという思いはますます大きくなる。この人がこの人の人生をよきものとして受け入れ、かつ自分らしかったと満足して旅立っていくことが出来るように、心を整え生活の質を高めてゆきたい。そのためにどんな協力が出来るのだろうか。今はゆったりと話を聞く。そして共にいる時間を味わう。日向ぼっこのような時間を与えられたことを感謝する。