退院して来たは良いけれど

いかにも初冬の雲の端

 何処に何をおいたのかさっぱり分からなくなってしまっている。お金を何処にしまいこんだのか分からなくなっているところへ持ってきてヘルパーが食料品を買いに行くために、封筒ごとお金を預かってしまったので余計に混乱してしまう。最後はもう何がなんだか分からないままパニックになってしまう。認知障害の中で周りを深く傷つけるのはお金の管理に付いて。身内あれレヘルパーであれ一度不安を持たれてしまったら、ことごとくそこに引っかかってしまう。頭が痛い。苦労した人であればあるほど、お金に関する感情は激しいものがアル。これからの関わり方が中々難しくなってくるだろう。その中で奇妙なほどの信頼をもたれているが、コレが崩れたら恐らく担当できないほどの怒りになるだろうなと思う。間違いがないように誤解の生まれないように、最大限の心使いをしてゆこうと思う。報告書を書いた時点でへとへとに付かれきってしまったよ。