お米はどうした?

 昼食はとりごぼうの炊き込みご飯と芋煮汁。畑から収穫してきた(昨日畑にも寄った)菊の花を湯がいて同じく畑の大根おろしであえた和え物。身体に優しいご飯になった。
 神戸から電話あり。やっとお米が届いたそうな。この方とは阪神大震災のときからのお友達。被災者だけれど、私の送る支援物資の受取人になってくれた人。東灘区にお住まいなのでその後お店の建て直しと負債と何やかにやでご苦労なさっている。にもかかわらず、震災前と同じようにボランテイアを続けておられる。世の中には凄い人達がいるのだなあと心から思う。ご夫婦でブティックをなさっていてシステムは家政夫さん。春になるとご主人が炊いた「釘煮」が届く。秋になると私はお米を送る。どちらかがこの世を旅立ってしまうまでこの季節の便りは続くのだろうな。一年に二度お互いの声を聞き安心する。支えあっていると思える瞬間。友達って良いものだな。