午後はそれぞれに

 夕方から旧「たま」のシンガーのライブがあって子供達はカフェ・モーツアルトに集合。我が家の家族だけで6人。大したものだ。明日も又別の場所で別のシンガーのライブがあってまたもや同じメンバーで聴きに行くとのこと。私と親分は夕食を食べて買い物をして家に戻る。便箋と封筒を買う。遺族向けの手紙は心遣いが必要。そっけなくても困るし、こてこてでも困る。さり気ない季節感とふんわりとした優しさと、希望がひっそりと同居しているようなものを探す。スタンプを使ったり、カットワークをしたり手のぬくもりが伝わる工夫をする。切手もそれらしいものを組み合わせて貼る。細やかな工夫をしながら楽しんでもいる。この手の作業はがさつな気持ちでやるといかにも投げやりになってしまうから気をつける。
 立ち寄った紀伊国屋で「フロスト警部」がシリーズで出版されていることに気がついてびっくり。アレはもうあの役者と切り離しては考えられないよ。あのパグそっくりの警部と出会ったら。他は皆偽者。訳文も気に入らなくてかわずに帰る。
 夜11時過ぎに街が騒然となった。場所が分からないが河原町方向で火事が発生したらしい。ヘリがホバーリングしたり旋回したりしているのでただ事ではない。家に戻る途中のかえるちゃん夫婦の車が、はしご車や消防車数台とすれ違ったというし、サイレンが鳴りっぱなし。ネットやTVで情報を集めようとしても速報が出ないので、まあいいかと寝たが不安だった。もし河原町、南材木町、荒町方面だとすれば古い住宅が密集しているし(空襲で焼け残った旧市街地区)老人世帯が多い。民家に延焼したら大惨事になる。私の担当の方も住んでおられるし・・・