自死遺族のグリーフワーク

ちぎれ雲

 直接面接できない方や、遠すぎる方、今は外に出る気力・体力のない方に、文通によるグリーフケアをしている。今日は二通手紙を書く。二人の遺族の方。それぞれに抱えている問題は異なるが、一人一人の心のありようには共通点が多い。気持ちを切り替えて、目の前にお一人お一人がおられ、その方に向かって対面をしているような気持ちで書いている。流石に疲れる。
 親分は明日運ぶ荷物を用意し、手順を考えている。私はどうやら体調が悪くなりつつあるらしい。