オリーブオイル

 フェアトレードのオリーブオイルを買い込んだ。なんとフルーテーな香りなのだろうか。石焼かまどのバケットを少し暖めてこのオリーブオイルと天然塩をつけたらもう何もいらないくらい。満足。プレゼント用に本数をまとめて購入したら,結構な金額になった。今年のクリスマスの目玉プレゼントにしよう。産地はイスラエルパレスチナ)まさにあの町のオリーブだ。塩は三年かけて塩田で干し上げたもの。優しい味わいがする。こんな素朴なものを食べていると何だかとても豊かな気持ちになる。ゆでただけの野菜に塩をパラリとかける。オリーブオイルをたらっとかけて上等の酢で頂く。なんて身体が嬉しがる食事だろう。たんぱく質は牛のブロックを塩で漬け込んであるのを薄くスライスしたものにしようか、はたまたブロックベーコンを焼いたものにしようか。考え中。仕事の帰りにお豆腐やによって手作り豆腐を買おうと思ったら最早完売していた。朝早くそれをめがけていかなければだめらしい。豆の香りがたちほんのりと甘みのあるお豆腐が食べたいな。
夕食はビーフになった。明日はハロウイン。万霊節。ハッピーハロウインっていうけれど昔は煉獄の霊魂の為にロザリオをささげて魂のために解放を祈ったものだけれど今はそんなことを覚えている信者は居ないだろうな。お米の粒を並べていって(めでたし一つでお米が一粒)数えたりしたけれど、それはなんだかお百度参りと似ているな。遠い子供の頃の話。今は教会も教義の解釈も変わって煉獄の魂を援助することは神様にゆだねて、私達は生きている弱きもの、小さきものを援助することに重きを置くことになった。そういう意味で考えれば第二次バチカン公会議の果たした役割は大きいなあと思う。