昨夜

　深夜12時43分に地震があった。震度3だったがこのところの地震続きで来るものがキタのかと思ってしまう。親分は震度が大きければ職場に駆けつけるからじっと地震速報を待つ。今夜はこのまま寝ても大丈夫だったらしい。一旦おきて様子を見て又お布団にもぐった。もう半年でこの生活が終わる。いつも気持ちのどこかが緊張している生活は心の奥をくたびれさせる。
　消防士は大変だろうな。命がけで出かけてゆくのだもの。尊い仕事だなと思う。のんびりと眠ることが出来る夜がどれほど幸せなものかは失って見なければわからないものだ。そしてそれが日常になってしまえば人間は受け入れて生きるタフさを持っている。だけど緊張を内在させて生きることは命を縮める。退職して後の生存年数が本当に短い。長生きして欲しいなと思う。子供達の為に、私の為にも。