スパゲッテイ

 今夜は親分が居ないので軽く。ウインナーがあったのでトマト、p−マン、たまねぎ、ナスを入れてじっくり煮込んでソースを作る。食べ始めたところに大将が来て一緒に頂く。毎日ではないがこうしてふらりときてくれるのはありがたい。何となく気持ちが優しくなる。ジョナサンとカードゲームをしてさっさと帰っていった。さり気なく今月の私のスケジュールを調べて不在のときの留守番をしてくれるつもりらしい。親分も戻れない日があるし、ジョナサンもそろそろ自分の場所に戻るというし、また寂しくなるけれど、そうそう遊んでも居られないのだろう。
 ゆっくりと人生は流れてゆく。一時も止まることなく静かにしかし着実に人生は変化していく。気がつくと随分自分は遠くまできたと思う。日々の積み重ねは恐ろしいものだと思う。私の人生もまたどこかへ確実に向かっている。悔いの無い生き方であるか。自分を甘やかしては居ないか。心残りは無いか。そんな問いかけを心に置いてみる。