性犯罪被害者を守りたい

 私の感覚では性犯罪の被害者なのだが、知的困難を抱えていてはっきりと拒絶できずに連れ出されてしまうため、犯罪として訴えることが出来ないケース。身を守るためには本人がまず自分の口で拒否しなければならないといっても、それが出来ない場合は誰かが守ってやらねばならないのではないのか。しかし、行政の人手もそこまでまかなうことが出来ず、警察も介入してくれない。苦肉の策で日中は施設外の別の場所に保護してもらうことにする。施設に不法侵入なのだが現場を取り押さえなければ訴えることが出来ない。証言能力が問われるともはや壁にぶつかってしまう。
 『絶対についていっては駄目。死んだお母さんを悲しませることはしないで』と思わず言ってしまった。もし我が子ならば、私は相手の家に乗り込んで相手が否定しようが引きずり出して警察に被害届けを出す。相手の配偶者の前で彼のしたことをつきつけるだろう。性犯罪は許したくない。これは女の人格を真っ向から否定し、自分の欲求のはけ口としてしか考えていない最低の人間以下の所業だ。