腹の立つこと

 ガソリン税の問題は見事にすり換えられてしまったな。道路を作ること以外に余りにも勝手な使い方をして肝心の道路を据え置いておいたのがいけないといっているのだよ私は。闇に消えていったばかばかしいお金の行方をきちんと釈明もせず「道路を作れないのはあんたらのせいだ」と叫ぶのは全くいかさまではないか。年金もガソリン税も同じように集めてしまえばどう使おうと勝手でしょと使いまくったのは誰なのか。
 まずその帳尻を合わせてからものをいってもらいたい。この国の政治家達は国民から搾り取ることしかしようとはしない。
 若者が安心して結婚が出来、子供を育てられるような職場を提供もせず、不安定な一時的労働者の契約派遣を増やし、会社の経費を浮かすことで、国民が疲弊していることに対して何一つ方策を打ち出せない。若者から未来を奪ってしまったら後はこの国は滅びにいたるしかないのだということが分からない。余りにも愚かなこの国のあり方に怒りを覚える。子供達が喜んで大人になれないような国はやがて老人も生きてはいけない国になる。安心して親が死んでゆけない国になってしまったなあ、この国は。