あわわ・・雪

夕方にはまだ早い

 朝早く隣町の友人宅に引越し用のダンボールを頂きに行く話だったが、真っ白な雪景色。バイパスは凍っているなあ。盛岡にいたとき、親分は凍結道路で止まり切れず軽く追突をしたことがあった。そのとき助手席に乗っていた恐怖がよみがえる。身体にしみこんだ感覚はそれが重篤なものであれ車に傷が付く程度のものであれ関係はない。一旦刻まれたものは残ってしまう。自分の意思ではコントロールできない恐怖を乗り越えることは困難。毎日車を使って訪問業務をしているので私は車と自分のかかわりを敏感に感じ取ってしまう。その結果最大限に安全を確保しようとする。そこでいつも親分のプランと私のプランはかみ合わない。彼にすれば石橋をたたいてさらに待つような私のやり方は受け入れがたいものがあるのだろう。いたしかたなし。それぞれがそれぞれの最も良いと思うところで折り合いをつけるしかないなと思う。かくて夫は朝6時に行くと言うプランを2時間繰り下げ、私は9時に娘を送り出してからと言うところを飲んだ。8時に彼が一人で行き、私が9時に娘を学校まで車で送ってゆくということになった。まあいっか。