餃子事件

 今日はCOOPの車が街中を走り回っている。いつもは配達の車しか見かけないのだがボデイにCOOPマークをつけた車とたくさんすれ違った。万が一事故が起こったら大変だから必死で回収しているのだろうな。昨日レンジで暖めて夕食に使った焼き鳥を見たら中華人民共和国の名前があった。一瞬ぎくりとした。

 この国はいつの間にこんなに危うい国になってしまったのだろう。かつて強烈なカリスマ的指導者を仰ぎ、意識高く思想を掲げ世界に向けてイデオロギーと、貧困からの脱出の希望を発信していたはずの国が、雑で、胡散臭くて、信用できないいかさま国家になってしまったのか、それとも鍍金がはげて本当の姿が見えてきたのか。なんだか凄いペテンに引っかかった気分がする。
 

以前からそういうことに敏感な大将が「中国産の○」や「韓国産の○」は生産の現場がこうだから買わないようにと注意を与えてくれていた。(例えば以前、姫がキムチが好きで何の気なしに手当たり次第にキムチを買っていたら、彼に注意を受けた)それ以来きちんと産地とメーカーを考えて購入することにした。
幾ら綺麗に商品化されても、製造段階で問題があるといわれると、わずかなお金を惜しんで健康を失うよりは、割高の国産を買うかいっそ無しで済ますか、売り場でしばし考える。なくても死なないと思うからほとんど買うことを諦めてしまう。

 しかし今回関わったのがCOOPであったことは今まで生協なら安心と思っていた消費者を裏切る結果になったわけで、この波紋は大きいと思う。
 今までも野菜類は冷凍も含めて買わないようにしてきたけれど、今後その範囲をもっと広げて食品を選ぶだろうと思うし、食品以外の他のものも信頼が置けないのでこの国のものは買わないつもり。ボイコットというよりもっと個人的自衛手段。これでオリンピック・・大丈夫?