そわそわ

駐車場で日向ぼっこ

 身の回りが年度末に向けてざわざわしてくる。自分が何に向かって走っているのか見失いそうな、そんな不安がある。このところ今までがんがん悩みをぶつけてきた人たちが鳴りを潜めているのも怖い。もう立ち直ったのかそれとも落ち込んで沈んで浮かんでこれないのか。春の兆しは命のやり取りになりかねないから怖い。
 と、まあそんなことを言ってみても、人間もまた自然の中の生き物だから、季節のめぐりの影響を受けるわけで、自分だけは大丈夫ということはない。そのことをきちんと心にとどめて今日一日を自分らしく生きようと思う。先を考えるのはやめよう。この一日を生きられたらそれで好。明日のことは明日に任せてちょっと頑張って今日を生きてみよう。その連続が生きていくってことなんだから。決して短絡的なことではない。寧ろ生きてゆく気力のないときにこれ以外の解決法はない。休めない人に向かってあさってのことを言ってみても仕方ないのだ。今日一日せめてそこまで頑張ってみようよ。24時間頑張れなんていっていないよ。外とのかかわりのある8時間から10時間のあいだだけでいい。そうすれば「今日私は頑張れた」と自信がつくではないか。