SV認定試験

光る壁

父の七回忌を欠席して受験した認定面接試験、仕事から帰ってきたら認定式のご案内が来ていました。認定されたとのことでした。長かったのか短かったのか、ふと肩が軽くなったような気持ちがします。これから研修生を担当してゆくのだろうなと思い時間のやりくりのことを思います。
 今年もう一つ資格試験に挑戦できないかなと思っています。私は何か学んでいる方が気持ちがしっかりしているようでぼんやりしていると無限に眠り込んでしまいそうで。自分の限界がどこにあるのかわからないので限界に挑戦する気持ちはないのです。ただ考えることが好きでそれが形になって現れるのが好きなだけです。兎も角この認定証は家族の犠牲の上にあるような気持ちがします。夜出かけていったり、宿泊研修があったりお金も掛かったしそれでも【行きなさいよ】と出してくれた家族がいたから頑張れたのだと思います。大人の女が学ぶと言うことは子供が学ぶ以上に困難なことが多く,くじけそうになります。緊張感を保ってゆくために払う犠牲はとても大きい。それでも大人の女は学ぶ時間を持った方が良いと思います。いつまでも育ち続けていくために。子供を育てているとき自分が一点にとどまってしまってはいけないのだと感じました。母も一人の人間としての世界を持っていることが子供にとっても大切なことだと思いました。少なくとも私は子供がいたから何もできなかった、子供を育てることで生涯が終わった、とはいわないつもりです。私は私の人生を生きた、だからあなたもあなたの人生を切り開いてゆきなさいと言える母でありたいのです。