穏やかに生きることは難しい

私たちのような平凡なサラリーマン家族にも波風ン簿立つ日がある。穏やかに何事もないかのように暮らしてゆくことの難しさを思う。人は自分の気持だけで生きては行けない。様々なことに振り回されて叩かれてそれでもなんとか自分らしくありたいと願う。ジジハウスが漏水していると不動産屋から電話があった。とりあえず不動産屋出入りの水道業者に見てもらう。あちこち水周りの修理が必要とのこと。貸家にするときかなりの金額をかけてリフォームしたが悪い業者だったようだ。今頃になって次々と不備が出てくる。こっちが監督できなかったのだから致し方ないが腹が立つ。友人だっただけに余計やりきれない思いが募る。商売が絡むと人間は信用できないものなのかもしれないと思った。盛岡の人間だがいずれ又顔をあわせることもあるだろうニと思うとやりきれない思いが募る。赦すしかないなと思う。思い出すことで胸が苦しくなりたくない。そのことから自由になりたいと思う。今更彼をせめても彼は逃げるだろう。自分がやったことはなくなることはない。生涯私たちから逃げていなければならないのは辛かろう。私たちはあえて再び関わろうとは思わない。