姫ご機嫌な日々

 心配した姫も何とか学校生活にもそれなりに慣れて、成績の見通しも何となく安定してきたらしい。学校の帰りに友人の家に寄って釣りの成果を頂いて帰ってくることもある。流れがとても緩やかで安定している。
 ギュダ君、我が家にこんな日が来る事を君は考えたことがあるのかな。いやきっとこれは君がくれた平和だね。君が降らせているこの恵みのシャワーを身体いっぱいに受けて君と一緒に生きているよ。君は天使だったね。どうか君の大切な妹を守って欲しい。私の手が守れないとき守れない場所で君が守ってくれると思うと私も自分の持ち場で頑張れる。